『息子のまなざし』
自分の幼い息子を殺して出所してきた少年が、何も知らずに自分の生徒として入学してきたらどうするか。

えー!?どうする?どうする?殺しちゃう???
いくら塀の中で償ってもらっても、被害者の親にすればそんなことカンケーない。
機会さえあれば、自分の力で懲らしめてやりたいと考えるだろう。

非常に重苦しいテーマなのだけど、音楽が無いのが余計に重苦しく不安を掻き立てる。
職業訓練校の木工教室の先生であるオリヴィエは、寡黙で黙々と仕事をこなし、作業の音とボソボソとした喋り口。
正直、何を考えているのかわからない。
いつどうやって殺すのか、そのヒモで?その工具で??
見ようによってはとてもスリリングだ。

ってまぁ、サスペンスとは違うんだけどね。


息子のまなざし
貸出開始日: 2004/05/14
製作年: 2002年
製作国: ベルギー/フランス
収録時間: 103分
出演者: オリヴィエ・グルメ モルガン・マリアンヌ イザベラ・スパール レミー・ルノー



2002年カンヌ国際映画祭にて主演男優賞・エキュメニック賞をW受賞!他人を受け入れない男と、他人に受け入れられたい少年の物語。人を赦すことから、愛が始まる…。


ある子供を見たとき、YANさんに教えていただいた作品です。
『マレーナ』
<我は神の子、罪はなし>

マレーナ

貸出開始日: 2003/05/23
製作年: 2000年
製作国: イタリア/アメリカ
収録時間: 92分
出演者: モニカ・ベルッチ ジュゼッペ・スルファーロ ルチアーノ・フェデリコ マティルデ・ピアナ
監督: ジュゼッペ・トルナトーレ

G・トルナトーレ監督が、思春期の少年が抱く大人の女性に対する焦げるような想いを描く。第二次世界大戦下のシチリア島、夫を戦地に送り出している美しい人妻・マレーナは町中の男から視線を集め、女からは嫉妬されていた。夫の戦死、激しくなる戦争、ドイツ軍の進駐、過酷な運命に弄ばれる彼女を、少年は守ろうとするが…。


12歳の半ズボンの少年が、ひとりの女性の半生を見つめながら長ズボンの大人になる映画なのだけど・・・
美しいマレーナを取り囲むみんなは勝手。
彼女のハダカを夜な夜なベッドで思い描き妄想を暴走させる少年たち。
町ですれ違う男たちは彼女のお尻にクギヅケ。
そしてオンナたちは嫉妬のあまり、愛人がいるとかフシダラだととか悪意を込めた噂ばなし。
劇中では彼女はただ俯き加減に歩くばかりで、楚々としてセリフもあまりない。一向におしゃべりをやめないのは周りを取り囲む村人たちだ。


彼女がこんなに美しくなかったなら、そして戦争がなかったなら人生はまるで違ったものになっていたのだと思うとなんだかやりきれない。

そして!この美しいモニカ・ベルッチは実生活でヴァンサン・カッセルの奥さんだなんてもっとやりきれなぁ〜い!
ヴァンサン・カッセルといえばすっかり「変人村」でシャイニングみたいに不気味に笑っているイメージが残ってしまったから。
モニカも変人村の住人になってしまったのではないかと、要らない妄想をしてしまいました。
かっこいいヴァンサン・カッセルを違う映画で補給しなくては><
『舞妓Haaaan!!!』

舞妓Haaaan!!!
貸出開始日: 2007/12/07
製作年: 2007年
製作国: 日本
収録時間: 120分
出演者: 阿部サダヲ 大倉孝二 酒井若菜 柴咲コウ 真矢みき 堤真一 山田孝之 伊東四朗 植木等 京野ことみ 生瀬勝久 吉行和子 小出早織
監督: 水田伸生
製作: 島谷能成 細野義朗 若杉正明 西垣慎一郎 平井文宏 長坂まき子 大月昇
脚本: 宮藤官九郎

男の究極の夢。それは…舞妓はんとの野球拳!!熱狂的な舞妓ファンだが、未だお茶屋ののれんをくぐったことがない鬼塚公彦に、ある日吉報がもたらされる。なんと、念願の京都支社への転勤が決まったのだ!あっさりと同僚OLの彼女を捨てる鬼塚だが…!?舞妓をめぐって渦巻く、夢と嫉妬とプライドとあれやこれや。何が起こるか予測不可能!脚本家・宮藤官九郎が描く、前人未到のエンターテインメント超大作。


<ぼん どないしはったん?>
お座敷オタクなんて聞いたことないけど、ばかばかしくてオモシロイ
鬼塚って情けない役だけど、実はこういう人ってスゴかったりするよね〜
って思わせといてやっぱり情けないようなそうでもないような。
阿部サダヲとクドカン(宮藤官九郎の略だそうな)のタッグって、映画で笑いた人には最高かも。

ほかのクドカン作品 脚本作 監督作 出演作
探してみるとたくさんあるのね、まだまだ楽しめそうです。

『ミクロの決死圏』
ミクロの決死圏
貸出開始日: 2002/11/30
製作年: 1966年
製作国: アメリカ
収録時間: 101分
出演者: スティーヴン・ボイド ラクエル・ウェルチ アーサー・ケネディ エドモンド・オブライエン ドナルド・プレザンス
監督: リチャード・フライシャー


SF冒険映画の名作。脳に障害を負った要人を救うべく、ミクロ・サイズに縮小された科学者グループは特殊潜航艇プロテウスに乗り込みその体内へと侵入を果たす…。幻想的な、人間の体内世界の描写や抗体の効果など映画ならではの見せ方を随所に取り入れた映像や、危機また危機の展開で、見る者を引き込むストーリーによって、魅力的な作品に仕上がっている。

人間の体の中を潜水艦に乗って旅をするなんて、当時としては画期的だったでしょうか。
科学的に突っ込みどころは多々あるのかもしれませんが、意外とキレイだったし悪人もちゃんと出てきて、物語としても飽きることなく楽しめました。
抗体がベチャッベチャッと張り付いて人間を取り込もうとする場面なんか、なかなかスリリングでしたよー。
『マラソン』
*この記事は旧ブログに置いてきてしまったものを、一部修正して再掲していますmm

貸出開始日: 2006/01/27
製作年: 2005年
製作国: 韓国
収録時間: 117分
出演者: チョ・スンウ キム・ミスク イ・ギヨン ペク・ソンヒョン アン・ネサン
監督: チョン・ユンチョル
脚本: チョン・ユンチョル


チョウォンは自閉症という障害を持つものの、走ることの才能に恵まれていた。母親のキョンスクは、なんとかチョウォンの長所を伸ばしてやりたいと思い立ち、かつての名ランナー、チョンウクのもとを訪ねる。チョンウクは今やただの飲んだくれとなっていたが、母子の熱意に打たれて、ついにコーチ役を承諾。こうしてチョウォンはフルマラソンのトレーニングを開始するのだが…。 

自閉症という障害を持つ19歳の男の子の、実話を基にしたお話だそうです。
チョウオンを演じたチョ・ウンスさんの演技が自然で、素直に感動しました。

前半の、迷子になると知りながら母親が動物園でチョウオンの手を離したシーンと 後半の、マラソンを走りたいチョウオンが母親の手から自分で離れていくシーンが心に残りました。
外側からではわからない、様々な問題や苦悩そして輝きを、見るものを内側に引き込んで見せてくれたように思います。
楽しそうに風を受けながら走るチョウオンの姿はまわりを笑顔にしてくれ、一緒に風を受けて走っている気持ちにさせてくれる、さわやかな映画です。 そして、泣けます!あったか〜い涙が流せます(; Θ ;)
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