『切腹』
すごいの観ちゃった!

昔、日本にお侍という職業が残っていたころのお話。
リストラされたお侍さんたちの間で「おしかけ切腹」というのが流行ったんだって。
立派な家の玄関先で「私は落ちぶれてしまった。このまま生き恥をさらすより武士として立派に切腹したい。玄関先を貸してはいただけないだろうか」
もちろん本心ではなく、困った家人にいくらかのお金や食べ物をわけてもらうのが目的。
仕事はないけど、食べるものは欲しい。だけどプライドもあるから恥ずかしいマネはできない、そんなお侍さんにピッタリな「おしかけ切腹」

ところが「さぁどうぞどうぞ、切腹してください」と言われ、引くに引けなくなってしまったのが、求女(もとめ)さん。

求女さんが腰にさしている二本の刀は、実は竹でできた”竹光”
お金に困って武士の魂である刀さえ売ってしまったのだ。竹光であることを知りながら切腹を促す家老と武士たち。
求女の懇願も聞き入れられず、やむなく竹光で切腹を試みるのですが・・・



私が最初に「すごいの観ちゃった!」と言ったのは、このシーンを指したわけではありません(確かにすごいけど;;)
緊張感ありすぎの張り詰めた空気と、これからどうなるの?この2人の関係は?と次から次へと湧いてくる好奇心。津雲の痛いほどにギラギラとした目。最後に語られる物語の結末。
テレビの前で正座をして見ながらも心に沸々と湧く悔しさと哀しさ。

モノクロ作品なのに、私の心にはカラーで鮮やかに残りました。


切腹
貸出開始日: 2005/04/28
製作年: 1962年
製作国: 日本
収録時間: 104分
出演者: 仲代達矢 岩下志麻 青木義朗 佐藤慶
監督: 小林正樹

武士道の虚飾を斬り裂く素浪人半四郎の意地と豪剣!壮絶、三つの決闘!


『七人の侍』

七人の侍
貸出開始日: 2004/04/09
製作年: 1954年
製作国: 日本
収録時間: 207分
出演者: 三船敏郎 志村喬 宮口精二 木村功 千秋実 加東大介 稲葉義男 津島恵子 藤原釜足 小杉義男
監督: 黒澤明
脚本: 橋本忍 黒澤明 小国英雄


時は戦国時代。山間の農村に住む農民達は不作に喘いでいた。その上、付近の野武士達が、麦の刈入れが終わる頃になるとわずかな食料を狙って襲ってくるのだった。村人達は、村を守るために侍を雇って戦うことを決意。与えられる報酬は『飯を腹一杯』。盗人を退治した腕自慢の勘兵衛は、村人達に懇願され侍探しを始め、七人の侍が揃った。勘兵衛たちは村に柵を巡らせ、農民達に訓練を施して野盗たちを待ち構える…。


クロサワ監督がいかほどのものかと思っていたけれど、何作か観ていくうちに「おぉぉぉっ!」と関心させられることしきり。
中でもハッとする映像が心にピタッと焼きつく瞬間がタマラナイ。
有名なシーンなのかも知れないけれど、合戦の中で勘兵衛が弓を引くシーンはすばらしいと思う。
命がけの喧騒のなかでの、確固たる「静」は、まさに息をのむ、時間を止めるマジックだ。

今まで黒澤作品といえば三船敏郎のイメージが強かったけれど、志村喬さんこそ欠かせない存在だと知った。


古い作品なので音声がクリアではありません。最初から字幕つきでみたほうが気持ちよく観れるかもしれません。


『幸せのレシピ』
幸せのレシピ
貸出開始日: 2008/02/08
製作年: 2007年
製作国: アメリカ
収録時間: 104分
出演者: キャサリン・ゼタ=ジョーンズ アーロン・エッカート ジェニー・ウェイド ブライアン・F・オバーン ジョン・マクマーティン ボブ・バラバン パトリシア・クラークソン セリア・ウェストン アビゲイル・ブレスリン
監督: スコット・ヒックス
製作: ブルース・バーマン ケリー・ヘイセン
脚本: カロル・フックス
ニューヨークでも1、2の人気を誇るマンハッタンの高級レストラン‘22ブリーカー’。そんな店の評判を支えているのが、超一流の腕前と妥協のない仕事ぶりで知られる女料理長のケイト。そんなある日、たった一人の肉親だった姉が事故で亡くなり、ケイトは遺された9歳の姪ゾーイを引き取り一緒に暮らすことに。子どもとの接し方が分からず、なかなか心を開いてくれないゾーイに苦悩するケイト。ケイトの苛立ちは募るばかりだったが…。

こういうラブな映画には、ワタクシなんの感想ももてませんっ
でも観ていて幸せ〜〜〜〜〜〜な気分になるのは確かです。
恋愛したいな♪こんなキスしたいなぁ〜〜♪ムフフフフ♪って思ってしまいました。
身近にダンナさんがいるにはいるけど・・・キスを迫るのはやめときました(´∀`)ゞだってあとが面倒だもん。


私もコック服を着て仕事をしているので、この高級レストランの厨房を興味深く見ました。
あんな活気のある厨房、一度経験してみたいなぁ・・・
でも一番おいしそうだったのは、タッパに入れたままスプーンを突っ込んで食べるあのティラミス!!!
食べたいっっっ
『さくらん』
<美しくいられるのはビードロの中だけ>

さくらん
貸出開始日: 2007/08/03
製作年: 2007年
製作国: 日本
収録時間: 111分
出演者: 土屋アンナ 夏木マリ 菅野美穂 椎名桔平 安藤政信 永瀬正敏 遠藤憲一 美波 成宮寛貴 山本浩司 市川左團次 石橋蓮司 木村佳乃 山口愛 小池彩夢
監督: 蜷川実花
製作: ----
脚本: タナダユキ
詳細: 原作:安野モヨコ
てめぇの人生、てめぇで咲かす!江戸吉原に咲き乱れる、極彩色エンタテインメント!吉原遊郭「玉菊屋」に売られて来た8歳の少女・きよ葉は逃亡を試みるが、即座に捕まってしまう。店番の清次は、吉原の桜が「もし咲いたら」ここを出してやるという。トップ花魁・粧ひの挑発に乗せられ吉原一の花魁になる決意を固めたきよ葉は、人気遊女への道を駆け上がっていくが、ある時、客の惣次郎と激しい恋に落ち…。

全体としては絢爛豪華。
それは映画のなかの芸者や花魁の華やかさというより、衣装、音楽、セット、女優、はたまた金魚たちが、あらん限りの極彩色や美しさを競い合ってる感じがしました。
思い切った肌の露出も、そんな中だったからこそ?

ガラスの入れ物に入った金魚を、彼女たちになぞらえているのは印象的。
真っ赤な尾っぽをヒラヒラさせて、まるで着飾った花魁みたい。
だけど金魚は川に戻れば3代でフナになってしまうそうな。花魁だって同じ事。

でも金魚好きな私。
水の管理はちゃんと出来てるのかな?掃除が大変だな。こんなに詰め込んじゃ酸素不足になるよーと、金魚のことが気になって気になって・・・

もうひとつ気になったのは、吉原の桜について。
どこかで「吉原に桜は咲かない」というの聞いたことがあるんです。
調べてみたら吉原の桜は春のイベントとして、時期になると桜の木を植え、花が終わるとまた移植されてしまうのだとか。
桜もオンナも、吉原にいられるのはキレイな時期だけということなのかも知れませんね。

『ショーシャンクの空に』
主の裁きは下る


ショーシャンクの空に
貸出開始日: 2004/05/25
製作年: 1994年
製作国: アメリカ
収録時間: 143分
出演者: モーガン・フリーマン ティム・ロビンス
監督: フランク・ダラボン
製作: ニキ・マーヴィン
脚本: フランク・ダラボン
詳細: 原作:スティーヴン・キング

無実の罪で“ショーシャンク刑務所”に投獄された青年は、心に秘めた希望と持ち前の明るさで周囲を変えていく…。スティーブン・キングの原作小説をフランク・ダラボンが見事に映画化した珠玉の感動作。


この作品、有名すぎて観ていませんでした。なぜか”見たことを後悔するほど絶望的な映画”というイメージがあったのです。
ところが実際は、不運ではあるけれどそれに打ち勝つ、希望の詰まった映画でした。
いや〜、観てよかったぁ。

アンディは正真正銘の無実なのだけど”ここではみんな無実さ”と一笑され、淡々と刑期である”2人分の終身刑”をこなす。

看守による理不尽な体罰、過酷な労働、狙われるお尻hh。
高い塀の中では夢を見ること、希望を持つことはキケンだと諭されるけれど、最後まで希望を持ち続け、驚くべき方法で希望を持つことの素晴らしさを証明してくれる。

何がいいってこの映画、物語の最後までちゃんと見せてくれるところがいいな。
「これから先は視聴者のご想像にお任せします」ってな感じではなく、ガッチリ親切に見せてくれるとこがスッキリ晴れ晴れで心地いい。



アリーmyラブでビリー役を演じたギル・ベロウズのデビュー作にもなっています。
アリーファンの人はぜひぜひチェック〜〜!とってもキュートです。
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キニナル映画はどれも観てみたい!
ジャンルを問わず、雑食でいきます。

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