ブラインドサイト 小さな登山者たち貸出開始日: 2007/12/21
製作年: 2006年
製作国: イギリス
収録時間: 107分
出演者: サブリエ・テンバーケン エリック・ヴァイエンマイヤー ポール・クローネンバーグ
監督: ルーシー・ウォーカー
製作: スティーヴン・ハフト シビル・ロブソン・オアー
各国の映画祭で絶賛され、数々の賞を受賞した話題作
目の見えない子供たちがエベレストを目指す。息をのむような絶景のヒマラヤ山脈を背景にした本作は、盲目の6人の少年少女が目標を達成するために精一杯の勇気を出し、チャレンジする姿を追った感動のドキュメンタリー。カメラは全篇に渡り子供たちの自然体なリアクションを引き出すことに成功。暗闇の中で手を伸ばし、無限大の可能性に向かって一歩ずつ大地を踏みしめる小さな登山者たちの姿が胸を打つ。
「Happy Together」
チベットでは目が見えないことは前世で悪いことをした、その業だと信じられているのだそうです。
盲学校で学ぶ彼らも、そんないわれのない差別や自己嫌悪を抱いています。
「ボクは前世で悪いことをしたけれど、少なくとも殺人ではない。人を殺せば人間には生まれ変われないはずだから・・・」なんて思う少年の健気さがなんとも不憫です。
そんな彼らがエベレストの隣、7000mのラクパリという山に挑みます。
周りは青と白の壮大な景色が映し出されるけれど、彼らにとっては山の上も地上と変わらぬ暗闇のままなわけで、こんなに苦しい思いをしてなんになる?と何度も思ったのではないかと思います。
引率の先生たちも同じでしょう。
引率の先生や登山家、山岳ガイドたちは何度も何度も話し合い、時には本音でぶつかりあいます。
ドキュメンタリーなので妙に現実感があって、観ているわたしも「うんうん、そうだそうだ」とか「え?なんで?それはどうなの?」なんて、勝手に会議に参加しちゃったりして。
その会議では私の意見は通らなかったけれど(アタリマエ)、最後の子供たちの笑顔をみたときに私も深く同意することができました。
やっぱり盲学校の先生の主張が正しかった。一番子供たちを愛し、知っているのは先生だものね。
静かな感動が後をひく、そんな作品でした。
こういう人たちにこそ、しあわせになってほしいなぁ。

